諸塚村と(株)スーパーホテルが包括連携協定を締結します

人口減少、高齢化、少子化、担い手不足と中山間地域には厳しい問題が山積しています。宮崎県諸塚村は、村制130年を迎えた2019年から、これからも持続可能な村づくりを目指して、諸塚村の地域資源を活用する企業や民間団体等と連携して社会的な課題の解決に取り組む「包括連携協定」を締結し、豊かな地域資源に恵まれ、それを大切に育ててきた先人に敬意を表すとともに、若い世代の未来に繋がる新しい地域づくりを官民連携で推進しています。

今回は、「Natural, Organic, Smart」をコンセプトとし、地球にも人にも優しいホテルを目指す株式会社スーパーホテル様と協定を締結します。今回は、諸塚村での協定式と同時に、自治公民館の代表者を対象に、同社の山本健策社長の記念講演と同社が実践するSDGsに関する勉強会、意見交換も実施します。同社とは、これまでさまざまな取り組みを進めていますが、この協定により、さらなる関係強化を図り、諸塚村の地域づくりの進化が期待されます。

協定調印式/記念講演

日時

2022年3月17日(木) 13:00~15:00

場所

諸塚村中央公民館

協定締結先とその内容

協定番号

005

株式会社スーパーホテル

設立  1989年

所在地 〒550-0005 大阪府大阪市西区西本町1-7-7 CE西本町ビル

新型ホテルチェーン『スーパーホテル』を全国展開し、国内169店舗、海外2店舗のネットワークがあります。お客様に密着しながら、感動的なサービスを提供する事に注力し、「Natural, Organic, Smart」をコンセプトとし、地球にも人にも優しいホテルを目指しています。

同社では、宮崎県内の2店舗で宿泊の際に発生したCO2をオフセットする、スーパーホテルのカーボン・オフセット付き宿泊サービス「ECO泊」では諸塚村のJ-クレジットを採用しています。

また、諸塚村のFSC®認証木材を利用した朝食用のボックスが全国のスーパーホテルの朝食にて什器として活用されています。さらに宮崎市内にある宮崎天然温泉店(2017年)のリニューアルでも諸塚村のFSC®認証材を内装にてふんだんに取り入れています。また、同市内2店舗目のPremier宮崎一番街店(2019年)でも、FSC®認証材の家具を客室に導入。東京のPremier銀座店(2018年)でもフロント内の内装材で同じくFSC®認証材を活用しています。

2020年からは、同社の新人職員研修で諸塚村のオンラインスタディツアーを実施していて、これから都会で活躍するビジネス社員目線での地域づくりの提案も期待されます。

協定内容

(1)木材および椎茸、森林認証製品の生産および活用促進に関すること

(2)地域資源の保全、持続可能な生産推進および利活用に関すること

(3)諸塚村内の児童生徒の地域学習・国内研修および人材育成に関すること

(4)人材育成のための双方の職員研修および交流に関すること

(5)地域循環共生圏の実践に関すること

(6)地域の安全・安心の確保や災害時の支援に関すること

(7)SDGsの17の目標とターゲットに関すること

(8)その他、本協定締結後に双方の協議により合意した連携事項に関すること

※FSC®ライセンス番号 FSC®C012945

 

お問い合わせ

諸塚村企画課

電話番号:0982-65-1116

メール:[email protected]

ライフイベント

ページトップ