森の恵みの感謝祭」開催のための現地調査

令和7年9月12日(金曜日)から15日(月曜日)にかけて、明治大学本所ゼミ17名(引率1名、グループA学生9名・グループB学生7名)と大阪公立大学松本ゼミ7名(引率1名、学生6名)が諸塚村を訪問しました。

 

森の国椎茸団地での一コマ

↑森の国椎茸団地

両ゼミとも村から「村の地域資源を生かした賑わいづくり」をテーマに「森の恵みの感謝祭」開催事業を委託されており、今回は、諸塚村の豊かな森林資源や、森と人々の暮らしの深い繋がりを都市部に伝え、理解を広めるために、実際に諸塚村に来て、見て、触れて、感じることで、今後の学生たちによる「若者の視点」と「継続的な関わり」によって、

1. 地域資源を活かした商品開発: 村の木材、人材、食材、お祭りなどの行事といった地域資源を活用し、新しい商品を開発する。

2. PR活動: 開発した商品や村の魅力を多くの人に知ってもらうための広報活動を行う。

3. マルシェへの参加: 村外のイベント(マルシェなど)に出店し、直接、多くの人々に諸塚村の良さを紹介する。

ための現地調査を行いました。

柳の越園芸団地での一コマ

↑柳の越園芸団地

学生たちは村内で多岐にわたる見学、「森の国椎茸団地」や「柳の越園芸団地」、「地鶏農園九州宝山」(地鶏の飼育場)、「畜産振興センター」、「七ツ山婦人加工グループ加工施設」、「もろっこはうす」などを訪問し、村の農林産物がどのように生産され、加工され、消費者に届けられるかという一連の流れを学びました。

七ツ山婦人加工グループの工場内を見学

↑七ツ山婦人加工グループ 加工施設内

養鶏場の様子

↑地鶏農園九州宝山

畜産振興センターの一コマ

畜産振興センターで諸塚牛について学びました

子牛がお出迎え

畜産振興センターでは春に生まれた子牛がお出迎え

林内作業を体験する学生

林内作業も体験しました

林内作業を体験する学生たち

枝も整理します

原木マイタケ設置

原木マイタケのほだ木*も設置しました。気温が低くなるとマイタケが生えてくるので、採れたマイタケは各大学にお送りします。

*ほだ木とは、きのこの原木栽培のために、一定の長さに切りそろえ、種菌が植え付けられた木材のこと。

ぎゃあな祭ステージ整列

見学だけでなく、地域社会にも積極的に関わり、「ぎゃあな祭 2025」の会場準備や、イベントでの出店販売の手伝いを通じて出店者や来場者と交流を深めました。

販売を手伝う学生たち1

販売を手伝う学生たち2

販売を手伝う学生たち3

敬老会であいさつする学生

↑塚原公民館敬老会に参加した松本ゼミの皆さん

地域の方と交流を深めるため、「塚原公民館敬老会」には大阪公立大学松本ゼミの皆さんが、「七ツ山公民館敬老会」には明治大学本所ゼミの皆さんが参加し、お年寄りの方々との交流も行いました。

今後は、それぞれの大学がある都市部で、諸塚村の魅力を発信していく予定です。

• 明治大学本所ゼミ(神奈川県川崎市)

◦ 11月1日(土曜日)~30日(日曜日)には、新百合ヶ丘エルミロードレストランによるコラボメニューによる村の食材を使ったメニュー開発

◦ 11月1日(土曜日)~3日(月曜日)には、明治大学の学園祭「生明祭」でマルシェを出店

◦ 11月22日(土曜日)~23日(日曜日)には、新百合ヶ丘エルミロードで「明大マルシェ」を開催し、村の特産品販売を行います。

• 大阪公立大学松本ゼミ(大阪)

◦ 12月には、大阪の天神橋筋商店街で、同様の活動を行う予定

この取組は、大学生の若い感性と行動力で、村の豊かな資源や文化を都市部に届け、地域の活性化に貢献しようとするものです。彼らの今後の活動にもご期待ください。

 

今回の諸塚村への訪問の様子は、早速松本ゼミさんの公式インスタグラムでも紹介されています。

この記事に関するお問い合わせ先

諸塚村 企画創生課(地域DX・情報発信室)
〒883-1301
宮崎県東臼杵郡諸塚村大字家代2683番地
電話番号:0982-65-1116
お問い合わせフォーム