「全日本玉入れ協会(通称AJTA)」は平成2年に北海道の和寒町で、だれでも気軽に参加できるニュースポーツの推進団体として誕生しました。AJTA九州は、平成12年に設立され、このAJTAの玉入れ精神に賛同するとともに、都市との交流によって地域を活性化する全村森林公園・諸塚の村づくりのひとつとして、活動を続けている民間団体です。
現在AJTA九州は、玉入れに夢を込めた有志が集まり、全国大会へのステップとなる九州玉入れ選手権大会(毎年6月最終日曜日に諸塚村で開催)の運営の他、この手軽で奥の深い玉入れ競技を、村民のレクリェーションスポーツとして普及することに努めています。

(補足)全日本玉入れ協会九州協会は、第10回宮崎県地域づくり顕彰の奨励賞を受賞しています。

AJTAの玉入れは、ただ籠に玉を入れればいいというわけではありません。「たかが玉入れ、されど玉入れ」ちゃんと正式ルールがあります。

黒のユニフォームを着た5人の選手たちが、頭上の籠めがけて玉を投げている写真
体育館に参加者の選手達や関係者達が整列している写真

全日本玉入れ選手権競技規則(アジャタルール)

ルール編

「全日本玉入れ」は定められた人数の選手が合計100個(アジャタボール×99個、アンカーボールx1個)のボールをスケットに入れるまでの時間を競うタイムトラアルスポーツです。

  1. 出場選手は4人以上6人以内です。
  2. スタートはフライング防止のため後ろ向きからとなります。(号砲でスタート)
  3. アジャタボールを先に入れ、アンカーボールは一番最後に入れます。(先に入れると失格)
  4. 100個のボール全部入っていないと失格。
  5. 俸などの道具や肩車などの投球は失格。
  6. ボールがバスケットにかかっている場合セーフ。バスケットにかかっているボールをアンカーボールで落としてもセーフ。
  7. 選手以外の人がアジャタボー」レに触れると失格となります。
  8. その他試合運営については監督会議で通知します。

用具編

  • 競技場所 屋内体育館
  • 参加選手
    参加選手の詳細
    選手数 登録(監督含む)8名以内
    出場選手 4名以上6名以内
    性別 男女問わず
    年齢  高校生以上(高校生のみのチーム編成は認めない)
    ただし、そのチームに成人者1名以立の参加がある場合は認める (成人者の証明書添付)
  • 競技用具
    1. アジャタコート
      直径6メートルの正円形として、中央にアジャタバスケットを配置する
    2. アジャタバスケット
      高さ4メートル12センチメートル直径44センチメートル(円周138センチメートル)深さ44センチメートルのスチール製ベースつき
      (補足)玉入れ発祥の地、北海道「和寒町」で計測された最低気温-41.2℃
      和寒町が、北緯44°であることが由来
    3. アジャタボール
      • アジャタボール 外皮(布製)中身(樹脂粒子) 80グラム(誤差2グラム)
      • アンカーボール 外皮(布製)中身(樹脂粒子) 250グラム(誤差5グラム)
    4. アジャタシューズ
      屋内用シューズ(運動靴)を着用する

プレイの進行

  1. スタート
    アジャタボールをサークル内に配置し、選手は全員サークル外で後ろ向きでスタンバイします。号砲スターターにより一斉に玉入れを開始します。
    • (注意)アンカーボールは最後に入れますので、きちんと管理しましょう。
    • (注意)監督がサークル外で指示するのはOKです。
  2. 投球開始
    アジャタボールの入れ方は、道具を使わなければ自由です。個々の選手のバリエーションプレイをそれぞれ作戦として研究してください。たとえば、投球する人、ボールを集める人などのフォーメーションを時間とともに変化させていきます。
  3. フィニッシュ
    アンカーボールがバスケットの中に入った時点でのタイムをストップウォッチで計時とします。

注意

  • 上記ルールは平成8年4月15日に正式決定され、全国選手権大会および九州選手権大会は、すべてこのアジャタルールを基として開催されます。(平成22年6月一部改正)
  • 公認用具のお問合せは、AJTA九州事務局まで

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全日本玉入れ協会AJTA
〒098-O1 北海道上川郡和寒町西町18番地 和寒町観光協会内

この記事に関するお問い合わせ先

諸塚村 教育委員会 きょういく課
〒883-1301
宮崎県東臼杵郡諸塚村大字家代2683番地
電話番号:0982-65-0072
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