諸塚の歴史・文化~巨樹~

諸塚の巨樹

矢村杉

所在地:諸塚村大字七ツ山矢村地区矢村稲荷神社境内

推定樹齢:600年

幹周り:6.25m

樹高:36m

矢村神社の境内にある3本のオオスギ群です。樹の途中から枝に分かれしていて、天を刺すように枝をひろげています。

矢村杉

小原井のトチノキ

所在地:諸塚村大字七ツ山小原井地区小原井神社境内

推定樹齢:400年

幹周り:6.7m

樹高:32m

諸塚村天然記念物

「みやざきの巨樹100選」指定1992年

このトチノキは全国のトチノキの中でも上位に位置する大きさです。

トチノキは、落葉広葉樹。5月ごろ紅色のさした白い花を咲かせ、秋には大きさも色もクリによく似た大きな実をつけます。栗を丸くしたような実で、生では渋くて食用になりませんが、デンプンが多く含まれているため、一カ月くらい水につけアク抜きをして、皮をとり、灰汁で煮たあと栃餅、栃粥などにして食べます。トチノキは、昔は刳りものなどに使われていましたが、ここ小原井地区には、「小原井御器」といわれる盆や椀を作る木地師が、戦前までいたそうです。

小原井のトチノキ

諸塚神社のケヤキ

所在地:諸塚村大字七ツ山立岩地区諸塚神社境内

推定樹齢:500年

幹周り:6.35m

樹高:30m

「みやざきの巨樹100選」指定1992年

ケヤキはニレ科の落葉広葉樹で、天に突き出すような円錐形の樹形が特徴です。高さが40mを越えるものもあります。昔から御神木として崇められ、寺社の境内などに植えられているものも多くあります。材は木目が美しく建築材、家具材などの高級材として重宝されます。
諸塚神社境内には、スギ、モミ、カヤ、オガタマノキなどの多数の巨木の植生する、古くからの鎮守の森があります。

諸塚神社のケヤキ

松原のカゴノキ

所在地:諸塚村大字家代南川地区松原集落内

指定樹齢:200年

幹周り:4.05m

樹高:12m

カゴノキとしては全国で3位の巨木

カゴノキは、クスノキ科の常緑広葉樹で、暖地帯の木です。樹皮が白い鹿の子模様となるので「鹿子の木」の名があります。群生せずに点在していて、自生しているものは珍しいため、「なんじゃもんじゃの木」と呼んでいる地方もあるようです。

松原のカゴノキ

お問い合わせ

諸塚村 教育委員会
〒883-1301
宮崎県東臼杵郡諸塚村大字家代2683番地
電話:0982-65-0072
FAX:0982-65-0032

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